Archive 3月 2019

ユナイテッド航空「United Polaris」

ユナイテッド航空は新プロダクトに「United Polaris」を投入しましたが、新キャビン機にはファーストクラスは設定されておらず、ビジネスクラスが機内最上級クラス。「United Polaris」は正しくは出発から到着までの空港サービスなどを含めた新サービス全体のブランド名称。今後は新シートへの刷新を進めて、ファースト、ビジネスの完全統合を図る予定です。

ビジネスクラスのゴージャス化を受けてファーストクラスを廃止する航空会社は今後も増えそうです。

デルタ航空「Delta One Suite」

最新のプロダクトで注目されているのが、デルタ航空の「Delta One Suite」です。シートを取り囲むシェルは個室と言えるほどの高さはないものの、スライディングドアを各席に装備することにより、従来のプロダクトよりも大幅にプライベート感が高まっています。

ファーストクラスと比べても遜色ないほどで、シェルは胸元ほどの高さまでしかないものの、スライディングドアを閉めるとほぼ完全なプライベート空間になります。

 

キャビン進化の行き先

昨今のビジネスクラスの進化が止まりません!
ここ10年ほどの間、長距離国際線のビジネスクラスのシートはフルフラット化が一貫したトレンドでした。そして長距離用のビジネスクラスの大部分がフルフラット化され、次の動きとしては注目されるのがシートの「個室化』です。

上級クラスの個室化はまずファーストクラスから始りました。エアバスA380を導入したシンガポール航空や、エミレーツ航空、エティハド航空、アシアナ航空などが、その有り余る機内空間を利用して、スライディングドア付きの個室型シートを次々に導入しました。

写真のカタール航空の「Qsuite」はスライディングドアによる個室化を実現しただけでなく、同行者同士のコミュニケーションを配慮して、最大4席を1つの部屋のようにして使える構造を採用しています。